学生のうちに運動して体づくりをしておくメリットは大きい

学生のうちに運動して体づくりをしておくメリットは大きい

 

私は大学を卒業してからもう10年以上が経ちました。社会人になってから、学生時代に運動をしていたことがどれほど大切だったかを実感しています。今回は、学生のうちに運動して体づくりをしておくメリットについて、自分の経験も交えながら詳しくお話ししたいと思います。

 

運動習慣が将来の健康を左右する

 

まず、学生時代に運動習慣を身につけることは、将来の健康に大きな影響を与えます。私自身、大学時代にテニスサークルに所属していました。毎週末の練習や試合、夏合宿など、定期的に体を動かす機会がありました。その当時は単純に楽しかったという思いが強かったのですが、今になって振り返ると、あの頃の運動習慣が今の健康的な生活につながっていると感じます。

 

実際、研究によると、若い頃から運動習慣のある人は、成人後も運動を続ける傾向が高いそうです。これは非常に重要なポイントです。なぜなら、運動は単に体を鍛えるだけでなく、生活習慣病の予防や心身のストレス解消にも効果があるからです。学生時代に身につけた運動習慣は、将来の健康な生活を支える大きな土台となるのです。

 

体力づくりは若いうちが効果的

 

次に、体力づくりは若いうちに行うのが最も効果的だということです。私の場合、大学時代にテニスを始めてから、体力がぐんと上がったのを覚えています。最初は30分走るのもやっとでしたが、半年もすれば1時間以上走れるようになりました。

 

若いうちは体の回復力も高く、トレーニングの効果が出やすいのです。筋肉をつけるのも、持久力を高めるのも、20代前半くらいまでが最も効率が良いと言われています。もちろん、それ以降でも体力づくりは可能ですが、若いうちほど短期間で大きな効果が得られるのです。

 

社会人になってから運動を始めるのは難しい

 

社会人になってから新たに運動を始めるのは、思った以上に大変です。仕事で疲れて帰ってくると、「今日はやめておこう」と思ってしまいがちです。私も社会人1年目は運動する時間がなかなか取れず、体重が増えてしまいました。

 

しかし、学生時代に培った運動習慣があったおかげで、何とか週末にジムに通う習慣を取り戻すことができました。もし学生時代に全く運動をしていなかったら、おそらく今でも運動不足のままだったかもしれません。

 

学生時代は時間の使い方が自由なので、運動する時間を作りやすいのが大きなメリットです。社会人になってからは仕事や家庭の都合で思うように時間が取れないことも多いので、学生のうちに運動習慣を身につけておくことをおすすめします。

 

運動は学業にもプラスの影響を与える

 

運動は体づくりだけでなく、学業にも良い影響を与えます。私は大学3年生の時、テニスの練習量を増やしたのですが、それと同時に成績も上がったのを覚えています。最初は「運動に時間を取られて勉強時間が減るのでは?」と心配していましたが、結果は逆でした。

 

運動によって体力がつき、集中力も高まったことで、勉強の効率が上がったのです。また、運動後はすっきりとした気分で勉強に取り組めるので、より集中して課題に取り組めました。運動と勉強のバランスを取ることで、両方の質を高めることができるのです。

 

さらに、運動を通じて目標設定や時間管理のスキルも身につきます。これらのスキルは学業にも直接活かすことができます。例えば、テニスの大会に向けて計画的に練習するという経験は、試験勉強の計画を立てる際にも役立ちました。

 

人間関係の構築にも役立つ

 

運動、特に団体スポーツは、人間関係を構築する上でも非常に有益です。私がテニスサークルで得た友人たちとは、卒業後も長く付き合いが続いています。一緒に汗を流し、勝利を喜び合い、時には挫折を経験することで、深い絆が生まれるのです。

 

また、スポーツを通じて先輩や後輩とのコミュニケーションの取り方も学べます。これは社会に出てからも大いに役立ちます。例えば、テニスの試合で先輩とダブルスを組んだ経験は、会社でのチームワークにも活かされています。

 

さらに、運動を通じて自信をつけることができます。私の場合、テニスの技術が上達していくにつれて、自分に対する自信も高まりました。この自信は、就職活動や社会人になってからの仕事にも良い影響を与えてくれました。

 

ストレス解消と精神的な強さを養う

 

学生生活にもストレスはつきものです。テスト前の緊張や、レポート提出に追われる日々...。そんな時こそ、運動が大きな助けになります。私は試験期間中でも、1時間だけテニスをする時間を作っていました。体を動かすことで、頭がすっきりして、新たな気持ちで勉強に取り組めたのです。

 

運動には、ストレス解消だけでなく、精神的な強さを養う効果もあります。例えば、厳しい練習を乗り越えたり、試合で負けても次に向けて頑張ろうと思えたりする経験は、精神的な成長につながります。この「諦めない心」や「困難を乗り越える力」は、社会に出てからも大いに役立ちます。

 

実際、私は仕事で大きな壁にぶつかった時、学生時代のテニスの経験を思い出すことがあります。「あの時の厳しい練習を乗り越えられたんだから、この程度の困難なら何とかなる」と、自分を奮い立たせることができるのです。

 

将来の生活習慣病予防にも効果大

 

最後に、学生時代の運動習慣は、将来の生活習慣病予防にも大きな効果があります。若いうちから運動を習慣づけることで、肥満や高血圧、糖尿病などのリスクを大幅に減らすことができるのです。

 

私の周りを見ても、学生時代に運動をしていた友人たちは、30代になった今でも健康的な生活を送っている人が多いです。一方で、運動習慣のなかった友人の中には、すでに生活習慣病の兆候が見られる人もいます。

 

もちろん、遺伝的な要因もありますが、若いうちからの運動習慣が大きな違いを生み出すことは間違いありません。20代のうちは健康であることが当たり前だと思いがちですが、その時期の生活習慣が、10年後、20年後の健康状態を左右するのです。

 

まとめ

 

以上、学生のうちに運動して体づくりをしておくメリットについて、私の経験を交えながらお話ししました。健康維持、体力向上、学業への好影響、人間関係の構築、ストレス解消、精神的成長、そして将来の生活習慣病予防など、そのメリットは計り知れません。

 

私自身、学生時代の運動経験が今の自分を支えていると強く感じています。もし今、学生の方で運動をしていない人がいたら、ぜひ何か始めてみることをおすすめします。テニスでなくても、ジョギングやヨガ、水泳など、自分に合った運動を見つけてみてください。

 

そして、すでに運動習慣のある方は、ぜひその習慣を大切にしてください。今は単純に楽しいだけかもしれませんが、その経験は必ず将来の自分の糧となります。

 

運動は、今の自分を健康にするだけでなく、将来の自分への最高の投資なのです。学生時代という貴重な時期に、運動を通じて心身ともに充実した日々を過ごしてほしいと思います。

 

 

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